10000ビュー超のお礼。ハイレゾ関連の話題

投稿者: | 2019年9月30日

しばらく旅行にでかけていて、帰宅後久しぶりに当ブログを覗くと、総訪問者数が10000ビューを超えていました。
この節目に、ご訪問いただいた皆さまにお礼申し上げます。
拙いブログにもかかわらずご興味・ご関心をお持ちいただき、有難うございます。
アンプ作りも、そのほかのことも、あきれるほどゆっくりしたペースで進んでいますが、少しずつでも製作を続けていますので、どうか飽きずにお見守りください。

さて、表題のハイレゾの話題です。
先日foobar2000を再インストールする機会があり、そこで知ったことですが、DSDネイティブ再生でDSD Native(DSD Direct)方式が利用できるようになっていました。
しかもそれは、2017年4月にDSD Transcoderがリリースされて以来ということで、全く知らなかったと嘆息するばかりです。

最近の私はJRiver Media Centerがなんとなく使いやすいこともあり、専らそちらを中心に数年を過ごしてきました。
そこで、foobar2000の性能の向上を実感するために、再インストールしてみました。
インストール方法は先達の皆さんの分かりやすいブログ記事にお任せして、当ブログでは使用後の感想を記したいと思います。

インストールしたばかりのfoobar2000が「四季」第9楽章を演奏しているところ

イ・ムジチのビバルディ「四季」(フェリックス・アーヨ)のCDを、JRiver Media Centerを使って疑似ハイレゾにしたソースが手元にあったので、それを聞いてみました。

USB-DACはKORGのDS-DAC-10Rです。
総体的に弦楽器の音のくっきり感が増したように感じられました。
そして、特筆すべきは「秋」の第9楽章の演奏で、ホールに響く弦の音がとても心地よく聞こえてきます。
比較するのは数年前の音の記憶なので少々あやういのですが、これもfoobar2000がグレードアップしたからでしょうか。

(ここからは10月2日に追記したものです)

2年以上も前の音の記憶では頼りないので、foobar2000をDSD Transcoderを導入する以前の設定に戻して聴いてみました。
比較試聴すると、以前の設定のfoobar2000は、若干地味目の再生音のように感じられます。
これはもしかしたら私の駄耳か、思い込みの為せるわざかもしれませんが、新しい設定のfoobar2000に好印象を持ったことは確かです。

次に、今年の1月に手に入れていたUSB-DAC、TOPPING DX3Proに付け替えてみました。
このUSB-DACは、あちこちのブログで高評価を得ていて、なによりも旭化成製のチップ(AK-4493)を搭載とのことで購入したものです。

再生してみると、飽きるほど聞いてきたイ・ムジチの「四季」ですが、ともすれば刺激的だった弦の音色も丸みを帯び、再生音が豊かになったように感じました。
これも駄耳の判断かプラシーボ効果なのか、また新しい魅力を見出すことができ、当面、この新しい設定のfoobar2000とDX3Proの組み合わせが常用の一つとなりそうです。

(TOPPINGのDX3Pro、カタログから)

(AK-4493、旭化成のHPから)