金田風アンプ No.286の製作(DS-E1用プリアンプ) ⑨(付録その3)

投稿者: | 2025年12月19日

No.286アンプの話題が続きます。付録その3です。

最近レコードを聴くときは、いつもこのアンプと光カートリッジの組み合わせで、思いついたことがあるとその都度手を加えたりしているので、現在進行中のNo.291アンプの製作が進みません。

その一方で、No.291アンプ用にとDS-003を導入しました。

それで、この写真、No.291アンプが出来てもいないのにDS-003が動作中なのは何故でしょうか。
到着したカートリッジを見るとすぐにも聞きたくなり、No.291アンプの完成を待たずに、No.286アンプをDS-003向けに改修したからです。
改修内容は、負荷抵抗をスケルトン8.2KΩに付け替え、REG基板の抵抗を2本交換で済みました。

その機会に、負荷抵抗にニッコームなどを付けてみたりして、スケルトンと比較試聴しました。
結論としては、他の抵抗がやや鋭い再生音かなと思わせるのに対し、スケルトンは柔らかい、私にとってはより好ましい再生音と感じました。

残念なことにSEコンデンサーの30000pFと6800pFはまだ入手できていません。
その代替として各種コンデンサーを試聴した結果、現在はWIMAのMKP10シリーズで落ち着いています。

この記事を書いているところで、私にとって朗報がもたらされました。
2026年冬号の無線と実験誌で、記念すべきNo.300という番号の、MC、光電両用の「デュアルカートリッジプリアンプ」が発表されました。
その中の光カートリッジ用アンプのイコライザー素子に、5100pFと1500pFのコンデンサーが採用されたのです。
このSEコンデンサーセットなら手持ちがあります。
もう、6800pFのSEコンデンサーを探さずに済みますし、光カートリッジ用の回路図は殆どNo.286アンプと言って良いほど。
これは是非とも作らねばと、俄然奮い立った次第です。(もちろんNo.291アンプを完成させてから)

この間にもうひと工夫したことがあります。
それはバッテリー電源に関してです。
Li-PoバッテリーからNP-F970互換バッテリーに戻したことは以前報告しました。
ただ、戻したのは良いけれど、ご存じの通りの接続の煩雑さ。なんとかできないかと思いました。

写真は一例ですが、バッテリー交換の度に8個以上の接続端子を、それも正負を間違えずにセットするのは集中力のいる作業です。接続間違いをし、それに直前で気がついてヒヤリとしたこともありました。

色々と考えて現在は下の写真のようにしています。
この端子台を使うと、交換するバッテリーをはめ込むだけで済みます。
しかも、端子台の赤ボタンを押すと、およそのバッテリー残量を表示してくれるのも便利です。

これはAliExpressで見つけたもので、ビデオカメラの補助電源や照明機器の電源用のようです。
価格的には、「コード+ミニ端子方式」がいかに経済的かということになりますが、接続作業に神経を使わなくて済むのがなによりと思っています。

少し以前の話を。
私のレコードプレーヤーはTechnicsのSL1200mk5で、長年特に問題を感じることもなく使っています。
ただ、アース付きRCAコードが本体から直に出ているタイプで、他の接続コードとの付け替えはできません。

昨年、関東方面に、トーンアーム内の配線の交換から、それを外部に出すRCAボックスの新設まで、SL1200専門に改修作業を引き受けてくれる工房があるのを知り、早速連絡の上改修を依頼しました。
それが次の写真です。トーンアーム内の線材は、MOGAMI2706、純銀線、エナメル線と選べる中で、純銀線にしてもらいました。
お陰でいろいろなRCAコードを試せるようになり、併せて回転数調整などメンテナンスもしてもらったので、このプレーヤーをまだしばらく使い続けるつもりです。

いま常用しているのはELECOMのDH-WRN10と言うコードです。
ネット上で評判が良かったので購入しましたが、現在は販売終了になっています。