金田風プリアンプ No.257の製作 ⑨

投稿者: | 2020年5月9日

某巨大掲示板の「金田式 DCアンプ PART37」を読んでいました。
その中の#163、IDが6jtQNTTHさんの投稿に目がとまりました。

「今某ブログでNo257プリのSAOCの調整が上手く行かない、っての読んでた
そんなシビアだっけ?と見たら雑誌またミスプリだね、そりゃうまく合わないわ
No268の調整方法が正しい、ようは1.8kの両端で測る
メールしたろかと思ったけど今ブログってメアドも掲示板みたいなのもないんだな
という訳でここに書いとくw 」(引用ご容赦)とあるではありませんか。

早速、無線と実験2020年1月号を読み返すと、正にさりげなくその調整方法は書かれていました。

「初めに基板裏側で,SAOCのTrのゲートと0Vライン間を仮接続する.Trのドレイン抵抗1.8kΩの両端に測定用のピン(中略)をハンダ付けし,端子電圧を測る.この電圧が1.8VになるようにSAOCのVRを調整する.これでTrの無信号時ドレイン電流を1mAに合わせることができた.」

そこで、ソース側VRを本来の500Ωに交換して調整したところ、何の苦も無く1.8Vの電圧値を得ることができました。

カートリッジVICとの整合をとりレコードを演奏し、良好な再生音を確認しました。

2020年1月号の記事に正しい答えがあったのに読み過ごしていました。
「知識の無い者には見えていても見えない」という言葉の通りです。

「某ブログ」は本ブログだったのでしょうか。
それはともかく、そのことをご教示くださった6jtQNTTHさんにこの欄からお礼申し上げます。
拙ブログがお目にとまりましたら幸いです。