金田風アンプ No.267の製作 ④

投稿者: | 2021年4月10日

ドライブ段用と出力段用のバッテリーが用意できました。

コードの長さはドライブ段は60cm、出力段はPOWERADDが大型なので50cmとしました。

ドライブ段用のバッテリーは、以前No.257で製作したものと同形式なので、やや手慣れた感じの作業でした。
一方、出力段用のものは、これは半日を費やしてしまいました。

一番のネックが、DCプラグの黒樹脂カバー部に、30芯コードを2本通す作業です。
今回手に入れた内径2.5mmのDCプラグのジャバラ部に開いている穴は直径4mm。
1本目を穴に通したあと2本目が問題で、差し込んでもなかなか通ってくれません。
コードをじわじわ押したりひねったりするのですが、一度に押し込める分量は0.1~0.2mmほど。いつになったら終わるのかという辛抱のいる作業です。
出口の穴の方からのぞいて、奥にコードの先が見えるようになったら小型のラジオペンチの先を差し込んで引っ張り出します。
しかし、一生懸命探ってもなかなか届かず、悪戦苦闘の末にカバー部の出口部分をぼろぼろにしてしまったりします。

上の写真はそうしてようやく2本のコードを引っ張りだせたのですが、良く見るとジャバラ部が裂けてしまって失敗作となりました。
こんな苦労の末にやっと完成した作品をごらんください。
製作記事の写真を見本に撮影してみました。