解説記事にしたがって調整をしました。
今回の調整作業は今までの金田風アンプ工作の中で一番スムーズだったように思います。
フラットアンプ基板については、両chともI0の20mAはVR2の回転範囲内で得られ、V0もVR1の中点からそれほど動かさないで済みました。
イコライザーアンプ基板は、Tr3のソース抵抗を記事通り(R.ch430Ω、L.ch510Ω)とすると、VR2の回転範囲外となりました。
ソース抵抗を半固定抵抗に付け替えて実測し、ソース抵抗をR.ch120Ω、L.ch150Ωとしました。
その結果、VR2の回転範囲内で調整することが出来ました。
2SK43は手持ちのランク3のものを使いました。
その前に、バッファのVDCは両chとも23mVほど出ていたので、これも56Ωの抵抗を100Ωの半固定抵抗に付け替えて実測すると、40Ωで0mVになったので近い39Ωの抵抗に取り換えました。(VDCは±2mV以内)
上記は、素人の私が考えて進めた調整手順で理論的裏付けはないものです。
参考にされる場合は、あくまで自己責任でお願いします。