金田風プリアンプ No.257の製作 ②

投稿者: | 2019年3月23日

金田式プリアンプでは、DL103に2SK97か2SK43で構成するサテライトアンプを組み込んだカートリッジを用意する必要があります。

そこで、ここでもプリント基板を製作することにしました。
ただ、必要な1枚の基板寸法は17mm×10mm程度の大きさなので、それを製造してもらうために1枚の基板に20枚ほどを作りこみ、Vカット線を入れて必要な部分を折り取って使うということになります。
MJ誌2011年9月号で説明されている接続方法に準拠し「逆相」接続のパターンになっています。

次の写真は、折り取った1枚の基板にカートリッジ接続用のピンと、2SK43および配線をセットした様子です。

たぶん記事では2SK97を使用し最短接続を目指すため「逆相」接続が採用されたのかと思います。
今回2SK43を使用することとプリント基板を使うことで、「正相」接続も採用してみました。

金田先生は配線材として2497の7本より線を使い、カートリッジとシェルの足にははんだ付けを推奨されていますが、当記事はその指示に全く沿っていないことになります。
どうか試みの一つとしてご覧ください。