2級小型船舶免許の取得に挑戦①

投稿者: | 2014年9月24日

はじまり

それは、今年(2014年)の4月初旬、家族3人で須磨海岸に海を眺めに行った日のことでした。穏やかな春の海辺を散歩しながら、しばらくヨットやボートが行き交うのを眺め、かなり長い間海の風を楽しみました。

そして十分春の海を堪能したと、帰路につくために砂浜を戻ろうとしたとき、途中のレストハウスの前に、ヤマハボートスクールのポスターが1枚張られているのに気づきました。

普段なら、たぶん目の隅でとらえはしても気にもせず通り過ぎたでしょうが、この日は先ほどまで沖のヨットやボートをさんざ眺めたこともあったからでしょうか。立ち止まってポスターの内容にじっくりと見入りました。

ポスターには、1人10万円ほどで2級小型船舶の操縦免許、いわゆるボート免許がとれると書いてありました。しかも、学科、実技講習に1日ずつ、学科、実技試験が1日、つまり合わせて3日でとれそうな感じで書かれているではありませんか。 たった3日ほど頑張れば、ヨットやボートを操縦できてしまうんだ、と家族みなでびっくりするやら感心するやら、でその日は終わりました。

講習を申し込む

しばらくボートスクールのことを忘れていましたが、2週間ほど経ったある日、外出していた妻から電話が入りました。

「外出先でボート免許無料説明会があったので、ちょっと参加してみたんだけど、ボート免許講習を申し込む?」というものでした。突然のことで少々びっくりしましたが、妻のやる気も素晴らしいとまず学科講習を受けてみようと申し込みをすることにしました。

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学科講習を受ける①

ゴールデンウイークのある日、その日が学科講習の日です。今回は私と妻の二人で受けることになりました。会場は新西宮ヨットハーバー。今から50年ほど前に、堀江謙一さんがアメリカを目指し出港した西宮ヨットハーバーはすぐ近く。

ボートハウスの前には、堀江さんが何度目かに使用したマーメイド号が永久展示されています。 ロビーにはいると、ここにも別のマーメイド号が展示され、その周りをかこむようにマリングッズの店が並んでいたりして、気分が盛り上がります。

集合は朝9時半。受付を済ませ会場に入ると、机の上に本日の教材や説明パンフレットがセットされおいてありました。60歳代と覚しき人から、20代と思われる人たちまで、様々な年齢層の人々が20名ほど集まっています。男女のカップルでの参加も、私たちだけではなく数組見受けられました。 最初に係の人から簡単な説明があり、そのあと講師に代わり講習のスタートです。

講習は本日配布のテキストとプロジェクターを主に使って進められました。テキストと言っても数十ページの、しかもカラフルな図や写真中心で、理解しやすいものでした。 「1マイルは1海里、それは1852m、覚え方はカレンダーを縦に見てください、そうすると1日、8日、(1)5日、(2)2日と並んでいるでしょう。」など、とても分かりやすく、覚えやすく教えてくれます。

(続きます)