2級小型船舶免許の取得に挑戦③

投稿者: | 2014年9月26日

テキストなどが届く

申し込み用紙を送って数日たったころ、大型の封筒に入った宅配便が届きました。開けてみると、チャックつきの丈夫なビニール袋に収められたテキスト、問題集、試験日程確認書類などが入っています。今回のテキストは、学科講習で使ったものと比べると更に詳しく、ページ数も多く本格的なものです。問題集も、項目ごとにまとめられた過去問題が盛りだくさんに掲載されています。

1.5mほどの長さのロープも、これでしっかりロープワークを学びなさいと言うかのように束ねられて入っていました。

テキストは、学科講習のテキストをメインに、どうしても補足説明が必要な場合など今回届いたテキストを覗くことにしました。

そして、まずはどんどん問題集をこなしていくことにしました。

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問題集を解き進める

問題集は盛りだくさんと前に書きましたが、実際に取り組んでみると設問ごとに数十題の問題が載っています。簡単にわかるものもあれば、知識がなければ答えられないものやこちらの錯覚を誘うような表現もあります。

とくに、私が間違えやすかったのが、4択の中から「適切でないものを答えよ」というもので、全部に目を通せばいいのについ斜めに読んでしまい、「適切なもの」を選んで答えてしまうということが多くありました。

それでも、繰り返し見直していくうちに、正解率も向上していきました。さらに、何度も同じ間違いをしてしまうものや、覚え切れないものには付箋をつけていくことにしました。

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私のような年齢の者にとって、過去問題集にまったく目を通さず学科試験に臨むのは、ちょっと危ういなというのが私の感想です。たとえ2級ボート免許は比較的簡単な試験と言われていても、です。

というのも、たぶん問題総数は800問以上あるのではないでしょうか。私の場合、すべて解答するのに初回は1週間以上、2回目も5日ほどを要したくらい、問題のボリュームが生半可ではないのです。

ロープワークの練習

学科講習で講師の人から、ロープワークは必須の実技項目であり、点数も期待できるのでしっかり練習しておくこと、と聞いたのを思い出し、これも力を入れて練習することにしました。

巻き結びやもやい結びなどは食卓椅子の背もたれを使えば練習できますが、クリート結びを練習するのに適当なものは我が家では見当たりません。たんすや物入れなどの取っ手を見て回っても、みな角が円いものばかりです。そこでクリートみたいなものを自作することにしました。

といっても難しい作業ではなく、手元にあった紙管とお菓子の空き箱を活用し、のりで貼り合わせただけのものです。

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さらに、インターネット上でもロープワークの解説動画が数多く掲載されていて、それらを参考に練習していくとやがてなんとかこなせるようになりました。先人の皆さんには大いに感謝しています。

(続きます)