2級小型船舶免許の取得に挑戦⑤

投稿者: | 2014年10月2日

受験票が届く

6月の始め、緑色の封筒に入って受験票が届きました。いままでも、テキストや問題集が送られてきて、なんとなく試験をうける気分になっていましたが、実際に受験票を手にすると、いよいよだなという気持ちになりました。

おもて面、うら面としげしげと眺めました。おもて面の上の方の「小型船舶操縦士国家試験」、下の方の「小型船舶操縦士試験機関」という名称が目立ちます。

うら面には「受験上の注意事項」が細かな文字で書き連ねられています。おもて面、うら面ともに重々しさを感じさせます。

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実技講習を受ける①

6月初旬のある日、今日は実技講習の日です。天気にも恵まれ、良い実技講習が受けられそうです。集合時間の9時30分に間に合うように、新西宮ヨットハーバーを目指して車を走らせました。

集合場所になっている小部屋に着いてみると、講師の人が先に待っていました。先日の学科講習と同じ人でした。講師の人も何となく顔を覚えてくれていたようです。もう一人受講者がいたはずですが、都合でキャンセルになったとかでこの時間は私と妻の二人だけが講習メンバーと聞きました。

セミナー室のような雰囲気のこの部屋で、本日の実技講習がスタートするようです。開始時間になり、最初に「船外機艇実技チェックリスト」を渡され、それに基づいて乗船にあたっての注意事項や点検事項、エンジン始動の手順などの説明を受けました。

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続いて、ロープワークの解説と練習です。私たちは家で繰り返し練習をしているので、何とかスムーズにできました。ただ、やはり私は本結びだけは苦手に感じました。

室内での説明等が終わると、いよいよボートに乗りこんでの実技講習です。身の回りのものを手早く片付け、ボートには手回りの荷物だけを持ち込むようにということなので、ヤマハからのビニール袋に貴重品及び説明書きやタオルなどを入れて、部屋を後にしました。

講師と一緒にヨットハーバーを東の方に数分歩くと、高いフェンスに囲まれたボートの駐機場があり、入り口をくぐって中に入りました。今日は天気も良いので幾隻かのボートやヨットが出航の準備をしています。皆楽しそうです。その中に私たちが実技講習を受けるボートがとまっていました。

講師の人から乗船するように言われたので、早速乗船しました。ただし、実技講習はここではなく別の桟橋を起点に行うと言うことで、講師の操縦でその桟橋へ向かうことになりました。

(続きます)