金田風アンプ No.270の製作 ⑨

投稿者: | 2021年10月14日

前回、SAOCの2SK43をランク3のものに装着し直したことを記しました。
その変更で安定したと思いましたが、時々片方のチャンネルのSAOCの設定ポイントが外れてしまう現象が起こります。
そこで、ネットで2SK43のランク4のものを見つけて取り寄せ、交換してみました。
測定結果はIdssが8.3mAのもので、現在、設定ポイントがずれることもなく安定しているようです。

こうして、他にも部品を付けたり外したりするうちに、基板の半田ランドが一部剥がれたり全体に汚れが目立つようになりましたので、基板を作り直すことにしました。
レベルシフトダイオードや入力抵抗を取り入れ改良した原図を作成し、基板製作を依頼しました。
入力抵抗は「No.270の製作 ⑦」で記したものです。
(イコライザーIVCに56Ω、ラインアンプ&ヘッドフォンアンプに5.1KΩを付加)
2週間ほど待って、先日到着した出来上がり品が以下の写真です。

レベルシフトダイオード(①)、入力抵抗(②)の位置を写真に書き添えました。

部品の付け替えはこれからの作業として、このアンプで、手持ちの「ベーム指揮 モーツアルト交響曲全集」を聴くことにしました。
モーツアルトの交響曲、よく考えると、後期のものは何度も聴きましたが、初期のものはほぼ手つかずでした。
それで、15枚のレコード全集ですので、毎日1枚、約2週間の「モーツアルトざんまい」の日々を送ることにしました。

以前も楽しみながら聴いたのですが、今回更に臨場感にあふれた演奏を聴くことができ、聴くほどにこのアンプの音を気に入りました。
「一粒で2度おいしい」というお菓子のキャッチコピーを思い出すような、まさに2度おいしい思いでいます。
(1枚のレコードを、1度目は真空管アンプで、2度目は金田風アンプで)