金田風アンプ No.239の製作 ④

投稿者: | 2018年7月20日

前回は大阪のテクニカルサンヨーの店舗閉店について書きました。実は東京には若松通商という金田式アンプのストア中のストアがあります。

こちらは、数年前に末広町の本社ビルでの営業をやめ、ラジオ会館で2フロア展開していた店舗も5階に集約こそしましたが、いまも店舗営業を続けています。

私は何かの用で東京に行くときは必ず秋葉原にも足を延ばし、ラジオ会館を訪れるようにしています。

1階でエレベーターに乗り、5階で降りると目の前に海洋堂の店舗ディスプレイが現れます。それを横目に廊下を進み右手に折れると左側に目指す若松通商があります。かつてと比べるとだいぶコンパクトになってはいますが、K(男性)さんもK(女性)さんも元気で店番をしています。こう書くとお二人と懇意にしているみたいですが、実はいつも通りすがりのように買い物をして去るので、当方のことはご存知ないはずです。

若松通商はかなり昔からお世話になっています。というのも私は安井式アンプに興味があり、かつては数年に1台程度、ここ10年ほどは2年に1台ほどのペースでアンプ等を組み立てていて、搭載する部品のなにがしかは若松通商で購入してきたからです。以前は感光基板を自分で焼いたりしていましたが、最近は安井先生からプリント基板を分けてもらって製作しています。

テクニカルサンヨーはどちらかというと細かい部品の販売は苦手のようでしたが、若松通商は新旧様々な分野の、ありとあらゆる部品を取りそろえ、いろんなリクエストに応えようとする守備範囲の広いショップという印象です。特に最近は通信販売に力をいれていて、クレジットカード決済も導入するなど大変便利になりました。

若松通商からの見慣れた封筒

注文し忘れて、例えば半導体2個とか抵抗を数本とか補充注文するときもあります。ショップさんの中には「送料700円」とか「800円」となっていて、そんなお店からはたとえ数本のFETであっても厳重にパックされた荷物が届くので、安心は安心なのですがちょっと送料が勿体ないかなーと思うこともしばしばです。

若松通商から最近届いた封筒を写真で示してみましたが、いずれも送料が250円というのがうれしいところです。

もちろん、送料高めの厳重パックコースもありますが、購入する者の自己責任で送料250円コースも選べるので、私は少量注文の場合はたいていこちらを愛用させてもらっています。

ただ、最近気になることがあります。通販担当が多分社長さんのご家族と思うのですが、発送のお知らせメールの発信時刻が真夜中であったり、時には早朝であったりするのです。全国からの通販の申し込みをさばくのがとてつもなく大変で、十分に休んでいらっしゃらないのではと想像し、ご家族さんの健康をちょっと心配しています。