金田風アンプ No.239の製作 ⑦

投稿者: | 2018年11月11日

前々回(⑤の回)で、プリント基板に部品をセットした報告をしました。
その記事の中では触れていない基板が1枚あることにお気づきだったでしょうか。
それは「デュアルタイマー&保護回路制御部基板」(以下、タイマー基板)です。
今回その基板の話をいたします。

実は最初製作記事の実態配線図の通りにプリント基板を製作したのです。
しかし、実際に部品をセットしてみるとどうしても抵抗が1個収まらない箇所がでてきました。
ICのソケットを使おうとしているのが原因と思いますが、雑誌記事の赤丸で囲った部分の100KΩの抵抗です。

それで、その部分を中心に1コマずつ右にスライドさせて部品をセットすることにしました。
一部は上に逃がしたりしながら、なんとなく収めることができました。
それがこの写真です。

ところで、製作記事の配線図ではジャンパーが10数本使われています。
これは、プリント基板の特性を生かし一部のジャンパーを基板上にプリント配線化しました。
しかし、私の能力不足か4本分はどうしても実配線しなければなりませんでした。
それがこの写真です。

この製作記事以降も金田先生は次々とアンプ製作記事を世に送り出し、その中でタイマー基板も部品点数を減らすなど様々に改良を施されています。
そのような成果は成果として、No.239用のタイマー基板はこの基板で進めたいと思います。

写真の中にプリント基板の原図作成日時が刻み込まれています。
「20180422」、つまり2018年4月22日に作成したもので、すでに半年余りの日々が過ぎています。
私ののんびりとした製作のスピードに皆様はさぞかしあきれていらっしゃることでしょう。

さて、お話はすこし横道にそれますが、アナログレコードに再び光があたりつつあることはご存知と思います。
それに伴い、レコードプレーヤーの新製品が各社から発表されています。

TechnicsからSL-1200G(メーカー希望小売価格330,000円)が発売され、販売が好調のようです。
そして、SL-1000R-Sも今年の5月に発売が開始され、希望小売価格はなんと1600,000円とか。

さらに、ヤマハからも往年のGTシリーズが復活とかで、「GT-5000」の製品化が正式発表されました。
来年2019年4月の発売予定で、こちらの希望小売価格は600,000円とのこと。

いずれもフラグシップモデルとはいえ、その高価格ぶりに驚くばかりです。

オーディオの趣味は復活しつつあるのでしょうか。