「花粉症」になりました

投稿者: | 2018年12月28日

秋に長年の友人たちと8日間の旅行を楽しみましたが、旅行から帰るとすぐに「花粉症」になりました。
しかし、最初は花粉症と分からないまま、風邪と思い込んで過ごしたその顛末。

花粉症には1か月ほど悩まされました。
咽喉の痛みを伴う違和感に始まり、次にせき込むようになり鼻の状態が日ごとに悪くなるばかりとなりました。
この時点でティッシュペーパーを山ほど使ったものの、不思議なことに熱は出ていません。

しかし、「どうも風邪をひいたのでは」と素人判断し、自宅近くの内科医に診てもらいましたが、「かぜ症状」との診断で3度ほど通っても一向に良くならないまま。
この間に10日ほど過ぎてしまいました。

「どうやらこの医院は私には合わないな」と、今度は駅を挟んだ向こう側の内科医に診てもらうことにしました。
レントゲン写真も撮りましたし血液検査もしたものの、こちらでも回復の兆しがないばかりか、ついには「シムビなんとか」という喘息の吸入薬まで処方される始末。

見かねた妻が自分の友人ネットワークをフル活用し、大阪市内南部の耳鼻咽喉科医院を見つけてきてくれました。
すすめられるままにその医院にいったところ、診察が始まるとすぐに「花粉症」の診断が下りました。
この年齢になっての初めての発症で、まずもってびっくりしました。
そして、咽喉になにか薬を塗ってもらったり、処方薬を服用すると数日のうちに回復し、またまた驚きました。

最初から内科医ではなく耳鼻咽喉科に行くべきであったのかもしれませんが、それを差し引いても見事な見立てでした。
そこの先生は、医者というよりなにか仙人みたいな風貌で、頭に双眼鏡みたいなものを付け、10人ほどの看護師を従えててきぱきと診察してゆきます。
整理券方式で患者をさばいていますが、もしそうでなければ待合室は患者で溢れかえることでしょう。それほどに人気の医院でした。