金田風アンプ No.239の製作 ⑧

投稿者: | 2019年3月2日

ここ数日、日の光にほんの少し春の兆しが感じられるようになり、ようやくやる気が出てきました。

穴あけもレタリングも済ませたケースに、まずSCS120AGをナイロンブッシュで絶縁しながらねじ止めし、それぞれの足を曲げて±38Vダイオード基板にセットし半田付けしました。

しかし前回、RCP基板を再発注したことを記しましたが、まだ出来上がってきません。
ちょうど中国の春節の1週間ほど前に発注したものですから、そのまま春節に突入し発注先は長い休業となりました。
そして今、すでに春節の休みも終わったはずですが、今日も発注先HPの作業状況は「Processing」のまま、全く変化なしです。
私の性格として全てが揃わないとなかなか前に進めないところがあるものですから、現在の状況は次の写真の通りです。

それで、「なんだ全く進んでないじゃないか」との声も聞こえてきそうなので、こんな写真をお見せしたいと思います。

次にこんな写真をご覧に入れます。

そして、こんなものも。

さらにこんな写真も。

そうなのです。パワーアンプの製作を進めながら、プリアンプも絶対必要だなと思いだし、2018年2月号と3月号でNo.257として発表されたプリアンプを作ろうと決めました。
常に形から入る流儀の私ですので、いろいろと関係部品を集めたり、作ったりしながら製作準備を進めています。

フロントパネルにスイッチを試しにつけています。
実はこの部分、記事では9mmの指定があり、つい考えもなしにドリルで穴をあけてしまいました。
本当は小型スナップスイッチの付く場所ですから6.5mm穴が正しかったのです。
それで、アルミの針金を買ってきて隙間を埋めてみたり、ワッシャをかませたりしてなんとか恰好を付けた次第です。
これから作業をされる方、ご注意を。

今回、インスタントレタリングシートも新たに作成しました。
前回は文字や数字のフォントが金田式アンプで使われているものと違っていましたが、この間に該当するフォント(多分Eurostile)を手に入れることができたので、それを使っています。

ところで、今回からタイトルを「金田風」としました。
AT-1S基板で7本、19本の撚り線で配線している諸先達こそ「金田式」を名乗るべきだと考えたからです。
遡って今までの記事も順次修正していきます。