金田風アンプ インスタントレタリング

投稿者: | 2019年5月3日

知人から「金田式アンプのレタリングが話題になっているよ」と教えてもらい、さるサイトをのぞいてみると、この数日レタリングの話題に花が咲いていました。
しかも、どうやらその発端がこのブログの記事らしく、少々名誉なことと感じました。

当ブログの前の方で触れましたように、私は金田式アンプの最後発組で、自作アンプの部品市場が急速に縮小する中でのスタートでした。
テクニカルサンヨーの店舗がまだ開いていたころ、インスタントレタリングを分けてもらえないかと尋ねたら、おばちゃんからは「もうあらへん」との返事。ついにその現物にお目にかかる機会はありませんでした。
やむなく、無線と実験誌などの写真を手掛かりに、イラストレーターを使い見よう見まねで再現に取り組んでいる状況です。

再現を目指すのは、黄金比を導入したという金田先生の外見デザインを含めて、その全てが「作品」であると思っているからです。
(それを言うならなぜガラスエポキシのプリント基板を使うんだ、とのお声が・・・。乞うご容赦)

私の素人判断では、メインロゴはKunstler script、サブロゴはCentaur font、その他英数字はEurostile fontだろうと見当をつけて自作フォント集を作っています。
興味をお持ちの方に書き添えますと、
Kunstler scriptはMicrosoft Officeに付属していたもの、Centaur fontも何かのソフトの付属品です。
Eurostile fontはサイトが存在し、「個人利用に限って無料」となっています。

以下作例です。