金田風アンプ No.239の製作 ⑨

投稿者: | 2019年6月6日

ようやく電源部を組み上げました。作業内容はほぼ配線に尽きるのですが、パワーアンプを1台組み上げるほどのエネルギーが必要でした。
先達のHPを眺めても本体の内部画像に比べ、電源部の画像は殆ど見当たりません。
そのため、一つ一つの結線を手探り状態で進めなければならず、キットや実体配線図による組み立てに慣れている初心者にとってはとても難しい作業でした。
組み上げ終わった今でも正しく結線をしたのか自信がもてない状況です。

出力電圧を測定すると、+130Vレギュレーターは+130.6V、-100Vレギュレーターは-100.9V、+30Vレギュレーターは+30.24V、-30Vレギュレーターは-30.25Vと、ほぼ手直しする必要のない値でした。回路設計が優れていることを実感しました。
タイマーもスイッチを入れるとオレンジのLEDがつき、30秒が経過すると青色LEDの点灯とともに高圧部が出力され、1分経過後黄色LEDの点灯とともに±30Vが出力される様子は小気味が良いほどです。
  
パワーアンプ部の結線は電源部に比べると、ほぼ迷うことなく進められそうなので、ちょっと一息入れて始めようと思います。